2023/04/11
お仕事内容

チラシ配りのバイトはきつい?仕事内容や時給・体験談を紹介

この記事を読むのに必要な時間は約 19 分です。

街でチラシ配りのアルバイトを見かけて、「手軽にできそうだけど、実際どうなんだろう?」と思っている方は、意外と多いのではないでしょうか。

チラシ配りというアルバイトは、時給が高く制約が少ない仕事です。しかし、経験者の声を聞くと大変な点や苦労するポイントも見えてきます。

今回は、チラシ配りのアルバイトについて、実際はどんなお仕事なのか、メリットやデメリットについてもご紹介していきます。

チラシ配りのバイトとは?

チラシ配りのバイトは、文字通りチラシを配ることが仕事です。

駅前に立ってチラシを配っている人を見かけたことがある方も多いでしょう。

このチラシはもちろん宣伝用の紙面で、多くの人に企業の情報を知ってもらうために行っています。チラシ配りだけでなく、ポストへ投函したり、無料の商品(サンプル)を配って試してもらう作業などもあるため、職種はポスト投函(ポスティング)やサンプリングに分類されます。

仕事内容

一般的なチラシ配りのバイトの仕事内容は、広告用のチラシを配布することです。

当日の朝、現地や事務所へ集合し配布するチラシやサンプル、ティッシュなどを受け取ります。その時に、声をかける際の注意点や、興味を持った人から声をかけられたらどう対応するかなどの説明を受けます。

説明を受けた後は指定されたエリアへ行き、チラシの配布を始めます。終わった後は一度事務所へ戻るか、その場で終了の報告だけをして帰るというパターンもあるようです。

給与形態・平均時給

チラシ配りのアルバイトの給与形態は、時給制と歩合制があります。

時給制の場合は一般的なアルバイトと同じで、勤務時間の分だけ給料がもらえるというシステムです。時給の平均はパートアルバイトなら1,089円、派遣社員なら1,398円、正社員なら月給で31万円と、少し高めの傾向となっています。

一方、歩合制は配ったチラシやティッシュなどの数によって賃金が決まるシステムです。

安定感がある時給制の固定給か、頑張りに合わせて賃金が上がる歩合制か、より自分に合っている方を選びましょう。

勤務時間

チラシ配りのバイトの勤務時間は、シフト制の業務と比較すると自由度が高いといえます。

しかしその分、あまり長時間は働けないことが多く、2~3時間くらいの短時間ワークとなることが多いようです。空き時間を有効利用して働きたいという人には最適でしょう。

一方で、「全部のチラシを配り終わったら終了」という条件の場合は、配り方のスキル次第では業務時間が長くなってしまうということもあるかもしれません。

【きつい・大変】チラシ配りバイトの体験談・評判

チラシ配りバイトにおける、「きつい」「大変」といった内容の体験談をご紹介します。

簡単なバイトかと思い、はじめてチラシ配りに挑戦しました。実際にはそこまで楽ではなく、わたしには向いていなかったと感じています。いくらチラシを配っても受け取ってもらえなかった時は無視されているようでとても悲しくなり、途中でやめたくなりました。配る相手によっては「うざい!」などといわれることもあるので、メンタルが強い人でなければ無理なバイトだと思います。寒い日は、外で立っているのもかなりつらかったです。はじめてチラシ配りをする人は時給か日給にして、チラシではなくサンプルかティッシュといった受け取ってもらいやすいものにした方が良いと思います。

【ラクすぎ!楽しい】チラシ配りのバイトの体験談・評判

一方で、チラシ配りバイトが「楽だった」「やりやすかった」という体験談もご紹介します。

チラシ配りはかなり自由なバイトなので、私の性格に合っていて、すごく気に入っています。仕事のために覚えることが少ないし、動きながらできるので体も辛くありません。わたしはノルマのない時給制にしたので、「こんな作業で稼げちゃうなんて、ラクすぎ!」と思ってしまいました。私は仕事で人と関わることが少し苦手なタイプなので、自分のペースで好きなように働けるチラシ配りは本当に気が楽です。晴れている日にバイトをしていると、開放的で気持ちよく働けますよ。シフトや複雑なルールが苦手な人には、向いているお仕事だと思います!

良い体験談と悪い体験談を見てみると、性格やタイプによって向き不向きがある仕事であるということがわかります。

チラシ配りバイトはどのような仕事なのか、メリットとデメリットからも掘り下げてみましょう。

チラシ配りのバイトのメリット

経験者に話を聞くと、「キツイ、やめた方がいい!」という声も多いチラシ配りのアルバイトですが、もちろん気に入って長く続けている人が多いというのも特徴のひとつです。

チラシ配りのアルバイトは個性的な仕事なので、向いているタイプの人にとっては魅力が多いといえるでしょう。

チラシ配りのアルバイトのメリットを、いくつかご紹介します。

簡単な作業で未経験でも安心

チラシ配りバイトの最大の魅力は「作業が簡単」という点です。

チラシ配りで実際に行う作業は、指定された場所で歩いている人に声をかけてチラシを渡すだけです。そのため、接客が苦手な人からも多く選ばれています。

時々、なくなった配布物を取りに行くなどの作業もありますが、そこまで負担には感じないでしょう。チラシ配りに関する求人情報には「未経験OK」と書いてあるものも多く、初心者でも気軽に応募しやすいアルバイトとなっています。

1人で黙々と作業できる

チラシ配りのアルバイトは、配布物を受け取って持ち場についたら、後は自分のペースで仕事ができます。面倒なコミュニケーションは不要なので、1人で黙々と作業するのが好きという方にとって大きなメリットとなるでしょう。

人と全く関わらないというわけにはいきませんが、基本的には自分のペースを守って働けます。チラシ配りは屋外での業務になりますが、立って歩くことで運動になるという点も人気のポイントです。

服装や髪型が自由

チラシ配りバイトは、働く上での服装と髪型は自由というケースが多いです。バイトのために髪色を染め直したりする必要がなく、自分の好きな動きやすい服で気楽に働くことができます。

このような制限の少なさも「チラシ配りバイトは自由で楽」という高評価につながっているのでしょう。

私服のままシフトに入れるため、着替えのための時間がかからないという点もメリットです。

スキマ時間を有効活用できる

チラシ配りバイトは、短期や単発の仕事となることが多いものです。1日の業務量も2~3時間であることが多いため、スキマ時間を有効活用できるのが大きなメリットといえるでしょう。

時間帯を選べることも多いので、授業の合間に働きたい大学生や高校生、他でシフト制のアルバイトをしているフリーターの方の副業にも向いています。早く配り終えたら早く帰れるという条件のチラシ配りもあるので、スキルを上げればより短時間で効率よく稼げる可能性もあります。

チラシ配りのバイトのデメリット

どの仕事でも同じですが、チラシ配りのアルバイトには「きつい」「つらい」といった意見も散見されます。とても自由で手軽な魅力がある半面、チラシ配りならではの辛い一面があるのも事実です。

ここからは、チラシ配りのアルバイトのデメリットをいくつかご紹介します。デメリットも理解した上で、応募を検討しましょう。

夏や冬は大変

チラシ配りのアルバイトは基本的に屋外で行うため、暑さ・寒さの厳しい真夏日や真冬には、大変だと感じる人が多いようです。服装が自由であるため自分自身で対策はできますが、もともと暑さ・寒さが苦手だという方にとっては大きなデメリットとなってしまうかもしれません。

真冬は通行人の多くが手袋をしていたりポケットに手を入れているため、受け取ってもらいにくくなるというケースもあり、天候や気候によって業績が左右されてしまいます。

精神的にきついと感じることも

チラシ配布のアルバイトは気楽そうですが、実際にやってみると精神的なきつさを感じる人もいるようです。

ティッシュや無料商品サンプルならば別ですが、ただのチラシだけでは、やはりなかなか受け取ってもらえません。「お願いします。」と声をかけても無視をされたり露骨に嫌な顔をされたり、その場でチラシを捨てられたりすれば、傷ついてしまう人もいるでしょう。

また、ポスティング業務ではマンション住人から「チラシを投函しないでほしい。」と直接クレームをいわれることもあります。徐々に慣れてゆくものですが、他人の視線や意見を気にしやすい人はなかなか継続できないかもしれません。

チラシ配りのバイトに向いている人の特徴

チラシ配りのアルバイトは、性格による向き不向きがとてもわかりやすい仕事です。そのため、挑戦してみて合わなかったとしても過度に落ち込む必要はありません。

一方で、向いている人にとっては効率よく稼げる、人気のアルバイトです。

ここからは、チラシ配りのアルバイトに向いている人の特徴をいくつかご紹介します。

体力がある人

屋外での立ち仕事がメインとなるチラシ配りバイトは、力仕事ではありませんが、ある程度の体力は必要と思っておきましょう。

チラシ配りは基本的には立ちっぱなしです。通行する人の方に合わせて移動しながら配るので、長時間立っていられるくらいの体力がなければ務まりません。また、大量のチラシや箱いっぱいのティッシュは意外と重く、声を出しながら配る作業は予想以上に疲れるということも、事前に理解しておきましょう。

デスクワークが苦手な人

身体を動かすチラシ配りは、デスクワークや室内の仕事が苦手な方にとても向いています。

長時間座って行う事務作業は身体的には楽ですが、性格や性質上あまり得意じゃないという方は一定数います。チラシ配りは、「せっかくなら体を動かして働きたいけどきつい肉体労働は避けたい」というニーズに最適なアルバイトです。

自分のペースで働きたい人

チラシ配りのアルバイトは、自分のペースを守って働きたいという人にも向いています。

一般的な固定バイトをすると、基本的にはお店側の都合に合わせて働くこととなります。ピーク時は忙しく、閑散期は暇になり、振り回されるような感覚をおぼえる方もいるでしょう。

もちろんそれが働きやすいという人もいますが、自分のペースを譲りたくないと感じる人には、デメリットとなり得ます。一方、チラシ配りなら多くの場合1週間の出勤日数や時間は自由に決められ、稼ぎたい時にたくさん働き、疲れていれば無理をしない、というように自分で働き方を決められます。

チラシ配りのバイトをするなら派遣会社・求人サイトを活用しよう

チラシ配りのアルバイトの募集は、さまざまな求人サイトに掲載されています。

この記事を読んで「チラシ配りのお仕事をしてみたい!」と思った方は、派遣会社や求人サイトを活用してみましょう。

数多くある求人サイトの中から、チラシ配りのアルバイトを探す際に最適なサイトをいくつか紹介します。それぞれに特徴やメリットがあり、軽作業に特化したものもありますので、チェックしてみてください。

テイケイワークス東京

引用:テイケイワークス東京

運営会社テイケイワークス東京株式会社
得意な職種軽作業、物流関係

「テイケイワークス東京」は、関東を中心に展開している派遣会社です。特に軽作業の求人案件を得意としているので、チラシ配りの求人も豊富に掲載されています。

その他にも、仕分け、シール貼り、梱包など気軽に始められる仕事がたくさん登録されています。「未経験者歓迎」や「土日のみ、平日のみOK」の案件が多いため、フリーターや学生、主婦の方にも人気の派遣会社です。日払いにも対応していますが、支店によって支給日が決まっている場合があるためご注意ください。

テイケイワークス東京の登録会は、写真や履歴書が不要という手軽さもポイントです。今すぐチラシ配りバイトをやってみたいという方はテイケイワークス東京で始めてみましょう。

バイトル

引用:バイトル

運営会社ディップ株式会社
得意な職種多岐に渡る

「ディップさん」のCMでもおなじみの「バイトル」は、利用者の50%が24歳以下といわれる高校生や大学生といった若年層に大人気の求人サイトです。

約200万件の求人が掲載されており、1時間ごとに情報が更新されるため、いつでも新着情報を確認できるのが強みです。短期や単発、日払いなどの雇用形態が豊富なので、チラシ配りの求人探しにも向いています。

バイトルの公式サイトでは、職場のリアルな評価や、スタッフの男女比なども確認できます。動画で職場の雰囲気を確認できるのも、ミスマッチを防ぐ嬉しいポイントでしょう。

マイナビバイト

引用:マイナビバイト

運営会社株式会社マイナビ
得意な職種多岐に渡る

「マイナビバイト」は、大手広告企業「マイナビ」のアルバイト専用求人サイトです。

常に30万件ほどの求人が幅広く掲載されており、短期・長期・パート・留学生向けなど、細かい条件で検索できる点が魅力です。

他サイトよりも、Webデザイナーなどのクリエイティブ系の求人が豊富です。もちろん簡単な軽作業の求人も多いので、チラシ配りバイトも見つかるでしょう。

サイト内の「バスキーコンシェルジュ」を利用すれば、自分に合っているお仕事もチェックできるので、よりマッチ度が高い仕事探しができます。

チラシ配りバイトのよくある質問

チラシ配りのアルバイトに興味があっても、経験した人から直接体験談を聞ける機会はなかなかないものです。

実際に仕事を始める前に、チラシ配りに関するよくある疑問を解決しておきましょう。

ここからは、チラシ配りのアルバイトをする前に知っておきたい、よくある質問への回答をまとめていきます。

ノルマはある?

はじめてチラシ配りをする人にとって、ノルマは一番気になることだと思います。ノルマを達成できなかったら帰れないのでは、と不安を感じる人も多いでしょう。実際のところ、チラシ配りバイトにおけるノルマの有無は、企業の方針と就労条件によります。

時給制であればノルマはありませんが、歩合制であれば「配り終わったら終了」などのルールもあるので、その際はノルマということになるでしょう。また、「時間制ではあるが最低〇個」といった配布数の最低ラインのみ決まっているケースもあります。面接の際にしっかりと確認しましょう。

チラシは捨てるとバレる?

チラシ配りは自由に配布ができるため、「誰も見ていないならチラシを捨ててもいいのでは」と思う人もいるかもしれません。しかし、チラシの廃棄はバレる可能性があるため絶対にやめましょう。

最近では、チラシ配布スタッフを監視する専用スタッフを雇っている企業もあるようです。配布物を捨てたことがバレると、解雇となってしまうことがあります。ポスティングであっても、GPSやチラシを見た人からの連絡の数などで、配っていないエリアが判明してしまうので、覚えておきましょう。

働いている人の年齢層は?

チラシ配りなどの配布系の仕事は、経験や年齢不問の求人が多いです。

「ミドル活躍中」などと書いてあることもありますが、実際のところは20代などの若年層がメインとなっていることが多いようです。チラシ配りは常に立ち続けなくてはならず、通行人の速度に合わせて動く必要もあるため体力勝負となり、若年層が有利といえます。

ただし、ポスティングは健康のためにミドルやシニアなどが積極的に参加しているので、働いている人の年齢層が幅広い業種です。

高校生でも働ける?

チラシ配布のアルバイトは単発であることも多く、未経験でも始めやすいので、高校生にとっても気軽にできるアルバイトです。

ですが、高校生を採用するかどうかは企業によるため、応募の前に求人情報をしっかりと確認することをおすすめします。企業によっては、「高校生大歓迎」と書いている場合もありますので、このような条件に絞って調べてみると良いでしょう。

雨の日でも働ける?

雨が降った場合、チラシ配りのアルバイトは働けなくなることが多いので注意しましょう。紙のチラシは濡れると使い物にならないので、ほとんどの場合中止となります。ですが、企業やエリアによっては傘やレインコートを用いて実施したり、アーケードなどの雨に濡れない場所で業務をすることもあるようです。チラシ配りのお仕事は天候に左右されるため、「稼ぎたい」と思っていても、希望通りに働けないことがあります。自由な反面、お給料が不安定になるというデメリットも忘れないようにしましょう。

まとめ

チラシ配りのアルバイトについて詳しく解説いたしました。

時間やスケジュールに制限が少なく自由に働ける仕事である反面、体力や精神面でのタフさも兼ね備えていないと務まらないという一面もあることがわかりました。

チラシ配布バイトの特徴を理解した上で、「自分に合いそうだ」と思ったら、ぜひ挑戦してみましょう。

テイケイワークス東京の求人サイトでは、軽作業バイトが豊富にそろっています。期間限定の軽い副収入や、生活の都合に合わせた負担の少ないお仕事を探している方はぜひ利用を検討してみてください。

執筆者

baito-note編集部

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