イベントスタッフの面接対策!よくある質問や自己PRなど徹底解説

イベントスタッフの面接対策!よくある質問や自己PRなど徹底解説

コンサートや説明会などのイベントでスタッフとして働くバイトは、やりがいがあり短期間で稼げるバイトとして人気です。

ただし、イベントスタッフとしてアルバイトを始めるには面接を受けなくてはいけないケースが多いです。

本記事では、イベントスタッフのバイトをやってみたいという方に向けて面接対策を解説していきます。

イベントスタッフの面接では何を聞かれる?よくある質問

アルバイトの面接の際には、面接官の方からいくつか質問をされます。

イベントスタッフの面接の際、よくある質問を解答例も交えていくつか紹介します。

  • 志望動機・なぜイベントスタッフをやりたいのか
  • 自己PR(自分の強み・弱み)
  • シフト・勤務日数の確認
  • 経験の有無
  • 現地までの通勤手段や通勤時間
  • いつから働き始められるか
  • どういうイベントを希望するのか
  • 逆質問

質問に対する回答を事前に考えておけば、当日緊張しても焦らず答えられるのでぜひ参考にしてみてください。

志望動機・なぜイベントスタッフをやりたいのか

イベントスタッフのアルバイトはチケットもぎり、会場案内、グッズ販売、会場設営、警備という様々な仕事をこなすアルバイトです。

そんなイベントスタッフをやりたいと思う理由は人それぞれですが、面接では、なぜこの仕事を希望するのか理由をはっきり伝える必要があります。

【回答例】

・皆で協力し、イベントを成功させる達成感を味わいたいと思い応募しました。

・レジと接客のアルバイト経験があります。人と接する仕事が好きで、接客の経験も生かせると思い応募しました。

・音楽鑑賞が趣味でフェスやライブによく行くので、この業界にとても興味があります。

自己PR(自分の強み・弱み)

自己PRは、自分自身の強みを正しく理解しているか、弱みをどう補っているのかを見極めるため、面接で聞かれることが多い質問です。

自己PRで自分自身のスキルを伝える際には、イベントスタッフとして働く上でどのように活かせるのかを具体的に述べるとより効果的でしょう。反対に、イベントスタッフの仕事と全く無関係なアピールは逆効果となってしまいます。

【回答例】

・幼いころから野球のクラブや部活動をしていましたので、体力には自信があります。

・一つのことにのめり込んでしまうのが弱みです。のめり込みすぎないように区切りをつけることで作業を効率よく進められるようになりました。

シフト・勤務日数の確認

イベントスタッフの面接では、シフトや勤務日数を確認される場合があります。例として、土日両方出られるか、月何回出られるか、といった質問です。

イベントは土日や連休に開催されることが多いため、土日祝日に働けることは大きなアピールポイントとなります。

また、会場設営や機材搬入など、夜遅くまで行う作業などもあるので何時まで働けるかということもしっかり伝えましょう。

【回答例】

・平日は学校があるので土日を中心に入りたいです。年末年始など長期休暇も出られます。

・土日祝日に関わらず、問題なくシフトに入れます。電車通勤ですので終電に間に合う時間のシフトを希望します。

経験の有無

イベントスタッフの面接では、これまでのバイトの経験を聞かれる場合もあります。

バイト未経験の方も歓迎している募集が多いため、初めてのバイトであっても正直に伝えて問題ありません。むしろ、経歴を詐称するような回答は絶対に避けましょう。

バイトの経験の中でも、特に接客経験がある方はアピールポイントとなります。

【回答例】

・コンビニの店員としてアルバイトをしていました。レジ打ちやマルチタスクをこなすことが得意です。

・飲食店で働いていた経験があります。イベントの仕事でも、接客のスキルを活かせると思います。

現地までの通勤手段や通勤時間

イベントの開催地が複数ある場合や、担当するエリアが多い企業などでは勤務地を選べることがあります。交通費が支給されるケースもあるので、面接前に事前に調べておき、通勤手段や通勤時間、交通費など調べておきましょう。

自宅から近い場所であれば通いやすく、長く続けられるというポジティブな印象を与えるので面接ではアピールポイントになります。

【回答例】

・自宅から通いやすい、〇〇ドームでのイベントで働きたいと思っています。通勤にかかる時間は30分ほどで、片道の電車賃は〇〇円です。

・〇〇エリアでのバイトを希望します。自転車で通えるため、夜間のシフトにも対応できます。

いつから働き始められるか

イベントスタッフの面接では、いつから働けるのかを確認する質問も想定しておきましょう。面接前にスケジュールを確認し、すぐに働けるのか、または冬休み・夏休みなどの長期休暇に入ってからなのかをきちんと伝えます。

また、焦ってシフトを入れすぎて結局休みがちになってしまった、となると雇用主に多大な迷惑をかけてしまいます。イベントスタッフは肉体労働となりますので、無理のない範囲で働けるようスケジュール管理を徹底しましょう。

【回答例】

・明日以降でしたらすぐにでも働けます。

・○月×日から学校が休みになりますので、それ以降から働けます。

どういうイベントを希望するのか

様々なジャンルのイベントを行っている会社の面接では、どのようなイベントを希望しているのか質問されることがあります。イベントの種類だけでなく、勤務場所の希望も聞かれますので勤務エリアなどは明確に伝えましょう。

【回答例】

・警備を希望しております。〇〇エリアでしたらどこでも可能です。

・コンサートでのイベントスタッフを経験したことがあるのでコンサートイベントを中心に希望します。

逆質問

面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることはよくあります。

疑問がなければ「特にありません」と答えてもいいのですが、逆質問をすることで積極性をアピールすることができます。できるだけ質問事項を用意しておきましょう。

【逆質問の例】

・シフト希望の締め日は決まってますか?

・働く際にあると便利なものなどはありますか?

・よく行われるイベントには、どういうものが多いですか?

・初出勤の前に準備しておくべきことはありますか?

イベントスタッフの面接の服装・身だしなみ

イベントスタッフの面接の服装・身だしなみ

イベントスタッフのバイトの面接では、回答内容だけがきちんとしていればいいというわけではありません。遅刻をしない、ハキハキと受け答えをするといった基本的なポイントもしっかり押さえておきましょう。

また、服装や身だしなみなどにおいても、イベントスタッフならではの留意点があります。次項から詳しく解説いたします。

服装

イベントスタッフの求人票には、「面接は私服でOK」と書かれているものがほとんどですが、好きな服装を着ていいというわけではありません。あくまで、常識の範囲内でという意味も含まれています。極端に子供じみた格好や、寝巻きのような服装は避けましょう。

以下に服装の参考を記載いたします。

  • 男性… 白のシャツやポロシャツ、下はチノパンや暗めのジーンズ
  • 女性… 白のシャツ、ブラウスに無地のスカートや暗めのボトムス

面接の服装で見落としがちなのは靴です。汚れている靴はだらしない印象を与えてしまうので、清潔感のある靴を履いて面接に臨みましょう。もちろん、サンダルなどはNGです。

服装に不安がある場合はスーツ、学生は学生服で行きましょう。

髪型

イベントスタッフのバイトは「髪型、髪色自由」での募集が多いですが、派手すぎる髪色や髪型で面接を受けるのは好ましくありません。イベントの種類によっては「茶髪禁止」という規定もありますので、事前に必ず規則を確認しておきましょう。

暗めの茶髪か黒髪で面接を受けた方が、幅広いイベントで働ける人材としてアピールできます。

身だしなみ

イベントスタッフは接客も仕事内容に含まれますので、面接時には身だしなみに対する意識もチェックされています。

男性の場合はヒゲをしっかりと剃って、髪型の乱れがないように整えましょう。女性の場合は派手すぎるネイルやメイクは避け、清潔感のある髪型にセットします。

そして、仕事の面接であることを忘れずに常識的なマナーを守り、面接へ挑みましょう。

イベントスタッフの面接当日の持ち物は?

イベントスタッフの面接当日の持ち物として、一般的に必要とされるものをご紹介します。

実際に必要な持ち物は、事前にメールなどで知らされるためきちんと確認し、忘れ物のないようにしましょう。

  • 自分の口座番号がわかるもの

給料が手渡しではなく振り込まれる場合、口座番号が必要になります。

最近はネット銀行も増え、通帳がないこともありますが、口座番号がわかるキャッシュカードなどを持参するようにしましょう。

  • 筆記用具

書類を書くための筆記用具は会社側で用意してくれている場合もありますが、社会人の最低限のマナーとして自身の筆記用具を持参することをおすすめします。

合わせて、メモ帳も持っておくといざという時に役立ちます。

  • 身分証明書

運転免許証や住民票などの身分証明書は、アルバイトとして登録する際に提示を求められる場合があるので用意しておきましょう。会社によっては学生証やパスポートが身分証として使用できないこともあります。該当する身分証明書の種類は事前に把握しておきましょう。

  • 印鑑

面接後にそのまま登録を行う場合があります。その際、登録に印鑑が必要となるケースもあるため、念の為持参しておくと良いでしょう。

  • マイナンバーがわかるもの(マイナンバーカードなど)

国の要請で、企業側はマイナンバーの番号を控えておかないといけないので、通知カードやマイナンバーカードは持参するようにしましょう。マイナンバーカードがあると、身分証明書としても使用できるので持っていくことをおすすめします。

イベントスタッフの面接に落ちる原因とは

イベントスタッフの面接に臨むにあたって、よくあるトラブルも把握しておきましょう。

事前に、面接に落ちてしまうよくある原因を知っておくことで対策を練ることができます。

緊張して言葉に詰まってしまった

イベントスタッフは、お客様に直接対応することもあるので、言葉に詰まって黙ってしまうと適性がないと判断されてしまうこともあります。

接客だけではなく、バイト同士でも円滑なコミュニケーションが求められます。もし答えにくい質問を投げかけられたとしても、言葉に詰まってしまうのではなく「申し訳ありません、すぐにお答えすることが難しいです」というように何らかの回答ができるようにしておきましょう。

忘れ物をしてしまった

派遣タイプのイベントスタッフの場合は、面接後、登録に進むことがあります。その際に身分証など登録に必要なものを忘れてしまうと、バイトの契約自体取り消されてしまう可能性があります。

面接に向けた準備は余裕を持って行い、忘れ物が絶対に無いようにチェックリストなどを作ることをおすすめします。

ミーハーな気持ちで応募した

特定のアイドルなどのファンで、少しでも近づきたいから応募したというようなミーハーな動機をそのまま面接で伝えることは避けましょう。

好きなことを仕事にしたいという熱意は素晴らしいですが、仕事と関係ない熱意が前面に出てしまうと逆に不採用となってしまいます。運営側も、トラブルを避けるため、公私混同をしてしまいそうな人材は採用を見送る可能性が高いです。

土日勤務はできないと答えた

先述の通り、イベントは基本的に土日や祝日に開催されることが多いです。

そのため、土日に勤務できないとなると戦力として数えられないので落とされてしまうこともあります。

イベントスタッフの募集に応募する際は土日に勤務できるようスケジュール管理をした上で応募しましょう。

イベントスタッフの面接当日の流れ

面接当日は事前に指示された持ち物を持参し、面接時間の5〜10分前には現地に到着するように行動しましょう。

面接会場に到着したら、受付のスタッフなどに「〇時からの面接(登録会)で伺いました〇〇です」と声をかけます。その後はスタッフの指示に従い、面接を受けます。

面接そのものの所要時間は場合によって異なりますが、できるだけ面接の後は予定を入れずに余裕を持って対応できるようにしておきます。

イベントスタッフのバイトに関するよくある質問

イベントスタッフのバイトに関するよくある質問

ここまでの内容を踏まえて、気になる内容や疑問があるかと思います。

ここからは、イベントスタッフのバイトに関するよくある質問にまとめて回答いたします。

イベントスタッフの給料はどれくらい?

現場にもよりますが基本的に日中で1,100円以上、深夜だと1,250円以上が相場のようです。

日給は大体15,000円〜35,000円となっています。

他のアルバイトと比較して拘束時間は長めですが、その分高収入が期待できます。

土日働けなくても応募できる?

基本的にイベントが開催されるのは土日が多く、会社側も土日に働ける方を探して求人を募集しています。ですが、平日開催のイベントや深夜に行う設営作業もあります。

長期休みや早朝、深夜などの時間帯に働ければ応募する価値はあるので、ぜひその点をアピールしてみてください。

面接の緊張をほぐす方法はある?

面接はついつい緊張してしまうものですが、緊張をほぐすために以下の方法を試してみてください。

  • 会場に早めに到着するように行動する
  • 腹式呼吸を意識し深呼吸する
  • ゆっくり話すイメージをする

面接はぶっつけ本番で挑むと余計に緊張してしまうため、事前に面接の練習をしたり、自己PRなどを文章にまとめておいたりするのも効果的です。

イベントスタッフにおすすめの派遣会社

いざイベントスタッフの面接に応募してみようと思っても、どの派遣会社がいいのか分からない方もいらっしゃるかと思います。そこで、イベントスタッフにおすすめの派遣会社をいくつかご紹介いたします。

テイケイワークス東京

テイケイワークス東京

引用:テイケイワークス東京

運営会社テイケイワークス東京株式会社
得意な職種軽作業、物流関係

テイケイワークス東京は、イベントスタッフだけではなく物流関連の軽作業も多く提供している派遣会社です。

定期的に登録説明会を実施しており、WEBから申し込み、都合の良い日程を指定して説明会に参加することができます。

登録後の初勤務で給料に特別手当がつくといった魅力的なキャンペーンも開催しています。

幅広いジャンルの軽作業バイトに応募したい方は、ぜひ登録をしてみてください。

ライブパワー

ライブパワー

引用:ライブパワー

運営会社株式会社ライブパワー
得意な職種コンサート、イベント会場の案内・警備

ライブパワーは、コンサートやイベントのスタッフを中心に募集している派遣会社です。

日本武道館や横浜アリーナなど、有名な会場でのスタッフ求人も多く取り扱っており、華やかなコンサート会場で働いてみたいという方におすすめです。

こちらもWEBから選考会の申し込みができ、登録後すぐに働くことができます。

シミズオクト

シミズオクト

引用:シミズオクト

運営会社株式会社シミズオクト
得意な職種イベント、コンサートスタッフ業、警備

シミズオクトは、イベントの警備から設営や運搬、撤去や清掃まで幅広い職種の求人を募集しており、対応エリアが広いのも特徴です。

コンサートだけでなく野球会場などの求人もありますので、自分の好みのイベントから求人検索することもできるでしょう。

こちらは登録会などはありませんので、WEBで応募後、通常の面接となります。

ケン&スタッフ

ケン&スタッフ

引用:ケン&スタッフ

運営会社株式会社ケン&スタッフ
得意な職種イベント、コンサートスタッフ業、警備

40年の歴史を持つ、老舗の派遣会社です。規模の大小を問わずコンサート、展示会、企業セミナーなどの幅広いイベント業務を提供しています。

仕事内容は主催者のサポート、来場者案内、グッズ販売業務、警備・誘導業務など様々です。

説明会に参加し応募後、登録を行う流れとなっています。

まとめ

イベントスタッフの面接に関して、詳しく解説いたしました。

イベントスタッフは、お客様の喜ぶ顔を間近で見ることができ、やりがいが感じられる人気のバイトです。面接では、イベントスタッフとしてどのようなスキルが活かせるのかを積極的にアピールし、イベント会場までの交通手段なども事前に整理しておくと効果的です。

この記事の内容を参考にしつつ、イベントスタッフとしてのバイトデビューを目指しましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です