軽作業の服装って?髪型や髪色、ネイルなどについて解説
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未経験者でも気軽に始められて、学生や主婦にも人気のある軽作業バイト。時給1,000円を超える案件が多く、研修期間もないので効率よく稼げるのが人気の理由だそうです。
派遣会社に登録すると紹介されやすい職種でもあり、アルバイトを探している人にとっては身近な存在と言えるのかもしれません。そんな軽作業バイトをする上で気をつけなければいけないことはなんでしょうか。
「シフトも自由で短期間でも働ける」ということは、制服もなさそうだし髪型も特に規定がないように思えます。
しかし、軽作業も働く場所なのでもちろんルールがあります。どこまでがOKでどこまでがNGなのか。
髪型から服装、さらにはネイルやアクセサリーまで詳しく解説していきます。
目次
軽作業バイトって服装に決まりはあるの?
結論から言うと特に規定はありません。
現場によっては制服を支給することもあるようですが、食品関係など衛生面をしっかりしなければいけない現場では、エプロン・帽子・手袋・マスクを支給されることもあるようです。
さらに、化粧品を取り扱うような現場にピアス、指輪、ネックレスなどのアクセサリーはNGとされることが多いのも事実。
それ以外は、動きやすい格好であればほぼ問題ないでしょう。事前に確認を取ることも重要ですね。
軽作業バイトは金髪やネイルはOK?
これも現場によって異なりますが、まず歓迎される現場はありません。ほとんどの会社でNGとなります。
ある程度の茶髪は問題とされませんが、極端な染髪は現場から嫌われるだけでなく、アルバイトの面接や登録会の時点で注意されるでしょう。もちろんそれは現場でも同じです。
ネイルに関しては完全にNGだと考えた方が良さそうです。
というのも、軽作業は検品といった商品の異物混入をチェックしたり、梱包と呼ばれる商品を詰め込む作業があります。
どちらもネイルをしていては、作業に支障をきたし、ネイルが剥がれた場合にはチェックしていたはずが、逆に異物混入の原因となってしまいます。
食品関係についてはネイルは論外で、シール貼りなどの手先を使う作業、搬入・出荷といった肉体労働を行う際にもネイルは邪魔になってしまいます。
こういった理由でネイルは歓迎されません。
「これまでに剥がれたことがないから」「注意して仕事するので大丈夫」といった理由は通用しません。
軽作業バイトに行く時の服装や身だしなみ(良い例)
軽作業案件を数多く抱えている派遣会社の募集要項を見ると、「動きやすい格好」というのをほとんどの会社が明記しています。
作業服に運動靴というのが男性の服装ですが、女性の場合は「ジャージやジーンズで問題なく働けた」という人も多いようです。
髪はまとめて、汚れてもいいような服を選ぶのが最も好ましい格好です。
アクセサリーの装着はできる限り少なくし、指輪やピアスは身に付けないようにしてください。
髪をまとめて、ネイルはなし。夏場ならTシャルにジャージやジーンズ、冬場は上着を羽織る程度が理想的です。
軽作業バイトに行く時の服装や身だしなみ(悪い例)
言うまでもありませんが、着飾る必要は全くありません。
ブーツ、ヒールなど動きにくい履物はNGです。ジーンズは可という現場はありますが、タイトなパンツを履いたり、スカートは絶対に避けましょう。
ネイルはもちろんNGですが、アクセサリーの装着もできる限り避けるべきです。
化粧にまで口を出す現場はほとんどないでしょうが、それでも派手な化粧やグロスを塗る必要があるか?と言われればそこは疑問なので、化粧も控えめにしましょう。
髪をまとめず、アクセサリーネイルだらけ。スカートにパンプスなどの組み合わせは好ましくありません。
軽作業バイトに行く際の注意点
注意点①|持ち物
複雑な作業はなく、単純作業の連続ですがそれでもメモ帳は持っていく方が良いでしょう。
倉庫・工場での仕事は荷下ろしの時にダンボールで来た荷物の、封を切ることがあるのでカッターは持参するべきです。
「荷物がかさばるなあ」と思ったら、100円ショップで小型のカッターを購入することができるので、事前に購入してください。
荷物の持ち運びに便利な軍手も必要です。滑り止めが付いていればなお好ましいです。
作業場は冷暖房が完備されていないこともしばしばあるため、夏はタオルや熱中症対策のために飲み物を持参するのがいいでしょう。
逆に冬は重ね着をしたり、使い捨てのカイロが必要となります。
ただし、夏でも冷蔵・冷凍の倉庫で作業する場合があります。その際にはしっかりとした防寒対策を行ってください。
持ち物や作業場の環境に対しては、働く前に確認することが必要です。
場合によっては長靴やマスクが必要になることもありますので、現場で困ることがないようしっかりと対策を行ってください。
注意点②|シューズ(靴)
さすがに安全靴を履くような必要は全くありません。
しかし、運動靴を履くのが好ましい現場がほとんどです。
例えば、イベントスタッフを行うと会場の周りを動き回ることがあるでしょう。その際に運動靴のような動きやすいものではなく、自分に合ってないサイズの靴を履いているとかなりの負担になります。
倉庫内作業では動き回るようなことはありませんが、立ちっぱなしの作業を強いられることもあります。
無理なく動けるような靴、現場に合わせた靴を選ぶのが正解です。
注意点③|自己管理
軽作業は年齢・性別・学歴問わず誰でもこなすことができる仕事です。
複雑な作業もなく、単純作業が繰り返しになります。が、そんな作業だからこそ集中力が非常に重要になるんです。
1日6時間、長い場合は8時間以上も同じような作業をすることになるでしょう。そうなると集中力の維持が難しくなってきます。
容量・重量が大きい荷物の持ち運び、ライン作業を行っている時、ほんのすこしの気の緩みが大きな事故につながる可能性があります。
特に軽作業の場合には、1時間程度で仕事に慣れることができるので「もう大丈夫」と気が緩んだ時ほどミスや事故が起きやすいのです。
そのため、休憩時間はしっかりと体を休め、集中力を維持できるようこまめに水分補給をするなどの体調管理が重要となってきます。
前日に十分に睡眠をとることも重要になります。単純作業だから、簡単な作業だからと甘く考えず、緊張感を持って仕事に臨むことが大事です。
要チェック! 軽作業バイトの面接に行く際の服装
軽作業バイトの募集はほとんど派遣会社から行われているので、派遣会社のルールをご紹介させていただきます。
スーツで面接(登録会)に行く人はまずいません。もちろん、中にはスーツで望むような人もいますが、大体は服装自由となっています。
しかし!この服装自由には注意が必要です。楽だからといって上下スウェット、サンダル履きのような服装で面接に行こうとしていませんか?
これは完全にNGです。「そんな人いるわけない」と思うかもしれませんが、意外に多いんです。面接官はあなたの働く意思を見ています。あまりにもラフな格好は避けるようにしましょう。
軽作業での現場にもありましたが、金髪(極端な染髪)、ネイルも避けてください。面接の段階で金髪やネイルをつけたまま来ると、現場でも同じ格好をするものだと思われます。
せめて染髪していても色は抑えめで、ネイルはしないようにしてください。
では、具体的にはどのような服装がいいかというと、ジーンズにシャツ、ブラウスにスカートといった普段着で構いません。
ただし、ハーフパンツは避けるようにしましょう。
通常のアルバイト同様、面接官に好印象を与えることが重要です。
