2022/07/09
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イベントスタッフのバイトってきつい?仕事内容や口コミを紹介

この記事を読むのに必要な時間は約 17 分です。

派遣バイトの中でも稼ぎやすいバイトとして注目されているのが、イベントスタッフです。資格が要らず、未経験者でも1日に1,5000円、場合によっては20,000円以上もらえるとして、大学生などから高い人気を誇っています。

イベントと一言でいっても、コンサート・祭り・セミナー展示会・プロスポーツなど、その種類はさまざまなので、それぞれのイベントごとに楽しみながら仕事ができるでしょう。

では、そんなイベントスタッフは具体的にどのような仕事をするのでしょうか。この記事では、イベントスタッフに関する基本情報からメリットデメリット、体験者の口コミまで、詳しく紹介していきます。

イベントスタッフとは?

イベントスタッフとは、裏方としてイベント運営を支えるスタッフのことです。会場作りなどのイベントの前段階の準備から、イベントをスムーズに進行できるようにするためのさまざまな雑用、イベントが終了した後の撤去作業まで幅広くこなします。

準備から終了後のすべての作業にかかわるのがイベントスタッフの役割です。

イベントスタッフの仕事内容

イベントスタッフの基本的な仕事内容としては、下記の4つに分けられます。それぞれの仕事内容を見ていきましょう。

①会場の設営・運営・撤去

音響・照明などの機材、関係者から送られてくる花束を運んだりする仕事で、はっきり言って力仕事です。屋外の会場ではテントの設営なども担当しますし、演劇などの舞台では美術を運ぶこともあります。

時間内に作業を進めないといけないため、作業が遅くなると怒号が飛ぶこともあり、プレッシャーもかかる仕事です。

撤去は、勤務時間よりも早く終わればその分早く帰れます。日給は満額払われるケースがほとんどなので、効率良く作業を行えば時間を短縮できて、時給換算するとお得になります。

②会場の案内や誘導

会場の案内や誘導は、イベントの規模が大きければ大きいほど必要となる仕事です。会場の入口からステージまでの案内をしたり、指定席が決まっているイベント会場ではお客さんを席まで案内したりします。

他にも、駐車場の案内、会場の周りを巡回して不審者がいないかのチェック、お客さんがステージに上がらないように制止するのもイベントスタッフの役割です。

残念ながら、この仕事を割り当てられた人は、ステージを見られる可能性が低いでしょう。

③チケットのもぎり・持ち物検査

会場に入る前のチケットもぎりは、イベントスタッフの重要な仕事です。また、その際に持ち物検査が必要になる場合もあります。ライブ会場などでは飲食物の持ち込みが禁止されていたり、ペットボトルはOKでも缶での飲み物持ち込みが禁止されていたりするので、しっかりチェックしましょう。

④グッズ販売など

イベントでの大きな収入源として、グッズ販売は欠かせません。イベントスタッフに制服があるのもこのためで、スタッフが販売されているTシャツを着て来場してくれたお客さんにアピールするのです。

「コンサートに行った記念としてグッズを購入したい」というファンのために、主に会場入り口でグッズ販売を行います。

イベントスタッフの基本情報

イベントスタッフの仕事内容について把握したところで、次に平均時給や服装などの基本的な情報について見ていきましょう。

イベントスタッフの平均時給

イベントスタッフはほとんどの求人で「日給」で募集しています。8.000円〜10,000円程度で募集されている求人が多い傾向です。地方だと日給が低く、時給で換算した場合に800円前後になってしまう場合もありますが、関東圏では平均時給1,000円以上が当たり前です。場所によっては1,500円以上のバイトもあります。

どんなにキツくてもとにかく稼ぎたいという人は、運搬と搬入がセットになっている仕事に応募するのがおすすめです。運搬と搬入がセットになっている仕事は給料が高い傾向にあり、日給20,000円以上も珍しくありません。ただし、肉体労働が多いので注意してください。

イベントスタッフの服装

イベントスタッフの服装規定はイベントによって大きく異なりますが、スポーツのイベントでは必ずといってもいいほど制服が支給されます。

それ以外のイベントでも、お揃いのTシャツを支給されたりなど、制服が用意されているケースが多いです。場合によってはスーツで働くなんてこともあります。

ほとんどのイベントスタッフの求人は「服装自由ではない」と思ってください。また、髪型などの規定はイベントによって異なりますが、明るい髪色、ピアス・ネックレス・ヒゲなどを禁止している場合も多いため、身だしなみは整えるようにしてください。

イベントスタッフのメリット・デメリット

ここからは、イベントスタッフのメリットデメリットを見ていきましょう。

イベントスタッフのメリット

イベントスタッフの最大のメリットは、働く時間を自分で選べてガッツリ稼げることではないでしょうか。イベントスタッフは短期で募集されていることが多く、長期的に時間を取られないため、スケジュールの余裕がない人でも働きたいときに働けます。

さらに、時給が高めというのも大きなメリットといえるでしょう。日給でまとまったお金を稼げて、当日に手渡しで給料をもらえる場合もあります。すぐにお金が欲しいという人にもおすすめです。

さらに、イベントによっては憧れの有名人を間近で見られます。例えば、映画祭のスタッフをやった経験者からは、「1mぐらいの距離で有名人が次々通る」「無料で歌声を聴けて、仕事というよりもご褒美」などの感想が聞かれました。

他にも、遠方だろうが交通費が出る、昼食の支給があるなどのメリットがあるようです。

イベントスタッフのデメリット

デメリットとしては、毎回働く環境が異なるため、いつも初対面の人と働かなければいけないというのはデメリットかもしれません。スタッフも名前を把握しきれておらず、番号で呼ばれるというケースもあります。

さらに、力仕事が多く、体力的にしんどいという声も挙げられています。仕事中に怒鳴られたりする厳しい現場もあり、時間に追われながらピリピリとした空気の中で仕事をしていくのはストレスになる可能性があるでしょう。

イベントスタッフの口コミ

20代女性

以前、セミナーのイベントスタッフをやったことがあります。

その時の服装がまさかのスーツ!就職活動も始めていなかったので、ビジネススーツは夏用の一着しかなく、真冬でしたがそれを着て行きました。

イベント自体はネットワークビジネス?よくわかりませんけど、会社のボランティア?の方たちと一緒に働きました。

私の役割は…何でも屋。受付スタッフに回されたと思ったら、食事や飲み物の配膳。それから席案内まで、結構忙しかったのを覚えています。

来場者はなぜか外国人の方が多く、言葉が通じなかったのも戸惑いました。

でも、正味6時間の勤務で8,000円もらえたので満足。

帰るときに外の風が冷たかったのは、いい思い出です。

20代男性

金欠の人にかなりおすすめですね。

バイトによっては朝早くから集合させられることもあるけど、日給が10,000円きることはまずないし、他のバイトみたいに交通費で削られることもない!

マジで稼ぎたい!と思うなら運搬と搬入がセットになっているバイトです。

これだと倍の20,000円以上稼げます。

ただし、翌日は動けないぐらい疲れますけどね。

それでも稼ぎたいならやった方がいいです。お弁当の支給もあるから、1食分の生活費が浮くんで。

余ったお弁当の持ち帰りもOKだし、飲み物も持ち帰れるのでそんなお得感もあります。

20代男性

キツいと言われていますが、会場によっては楽です。

正直言って覚えることもほとんどないし、僕は怒鳴られたことなんて今まで一度もないですね。

ほとんどの会社が友達と一緒に働くことを歓迎しているので、友達と働けばより気持ちが楽になると思います。

その中でも一番楽だったと思うのがマラソン大会のイベント。

本当にやることないんですよ。人が押し寄せてくるわけでもないし、お客さんの観戦マナーが良いのでトラブルもほとんどない。

ゴール前で待機しているスタッフは忙しいのかもしれませんが、僕たち沿道のスタッフはほぼ突っ立てるだけ。

休憩時間もきちんとあるので、楽だし稼げます。

20代女性

屋外のイベントに当たると、めちゃめちゃキツいです。

仕事内容じゃなく体調管理が難しいんですよ。

女性は運営スタッフに回されるから、力仕事なんてないんですけど、夏は炎天下だし、冬は体が冷える。

熱中症対策が絶対に必要だし、冬はホッカイロが必需品。私の場合は特に冬がきつかったな…。

運営スタッフは待機時間が長くて、体を動かさないから体が冷えるんですよ。周りの人としゃべろうと思っても初対面の人ばっかだし…。

働く前に十分に対策を取ることをおすすめします。

イベントスタッフのおすすめ派遣会社

ここまで、イベントスタッフの仕事内容やメリットデメリット、口コミなどを紹介していきました。イベントスタッフの仕事により興味が出てきたという方は、ぜひ派遣会社に登録してみてください。

イベントスタッフは短期のバイトなので、毎回バイト求人から応募するのは大変です。派遣会社に登録しておけば、自分に合った求人を紹介してもらえるので、仕事探しが楽になります。ここでは、イベントスタッフをやりたい方におすすめのバイトを紹介するので、見ていきましょう。

アシストジャパン

引用:アシストジャパン公式サイト

日払い・週払い・翌日振込など、給料の支払い方法が豊富で、自分の欲しいタイミングで給料がもらえる大手派遣会社です。

某人気アイドルの握手会、プロ野球の試合、街コンなど、規模の大きなイベントから小規模なイベントまで幅広く手がけています。

イベントの仕事を専門に扱っているため、イベントスタッフとして働きたい人におすすめです。

マッシュ

引用:マッシュ公式サイト

こちらもイベントに関するバイトをメインに紹介している派遣会社です。

月2回の口座振り込みによって給料が支払われるため、即金でお金が欲しい人にはあまり向いていません。しかし、「給料の前払い制度」があるので、どうしても早く給料が欲しいという人にも対応可能です。

コンサートメインでイベントを手掛けており、LDHやジャニーズなどのファンにとっては、好きな芸能人のイベントに関われるチャンスでもあります。

シミズオクト

引用:シミズオクト公式サイト

スポーツ・コンサートのイベントを主に扱っている派遣会社です。イベント自体はスポーツがメインであり、国際競技場などで働く求人募集も多くあります。

月2回の給料支払いで、前払い制度もないことから即金でお金が欲しい人には不向きです。

働くまでの流れがスムーズで、登録説明会などは一切ありません。求人に応募した際に面接のみが行われます。

しかし、面接で不採用を通知される人も多いようなので、挨拶や礼儀作法、身だしなみはきちんと整えてから面接に臨みましょう。

ケンアンドスタッフ

引用:ケンアンドスタッフ公式サイト

サブカル系のイベントや東京モーターショーなど、一部のコアなファンに向けたイベントを手掛けている印象が強い派遣会社です。コンサートにも強いようなので、ジャニーズ系が好きな人にも向いているでしょう。

こちらも月2回の給料支払いを基本としているため、今すぐにお金が欲しいという方には不向きです。

登録する際は、ネットで仮登録をした後に、会社に足を運んで登録説明会に参加する必要があります。

キョードーファクトリー

引用:キョードーファクトリー公式サイト

コンサートなどのイベントに関する求人をメインで扱っている派遣会社です。国内の有名アーティストのライブから、クラシック、音楽アワードなど、ほぼ音楽に関するイベントにしか携わっていません。

週1回の銀行振り込みで、イベントスタッフでは珍しい時給制を取っています。

服装などの規定が他の会社よりも厳しく、挨拶にも厳しいことでも有名なので、社会人になる前の経験としてもおすすめです。

イベントスタッフの仕事に関するQ&A

最後に、イベントスタッフの仕事に関するQ&Aを紹介していきます。まだイベントスタッフに関する疑問が残っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

どうやって仕事を始めるの?

上記で解説したように、短期で働くイベントスタッフは派遣会社に登録して働くのがおすすめです。何度も応募する手間がありませんし、求人によっては求人サイトから応募するよりも給料が高くなる可能性があります。

ほとんどの派遣会社では、登録説明会に参加して登録完了すれば仕事を紹介してくれます。中には、登録説明会への参加が必要なかったり、面接が必要だったりする派遣会社もあるので、事前にチェックしておくと良いでしょう。派遣会社に登録したら、勤務地や勤務条件などの条件を決めて求人を紹介してもらいましょう。自分の条件に合った求人が見つかったら、ぜひ働いてみてください。

必要なスキルや資格は?

イベントスタッフに必ず必要な資格はありません。しかし、子供向けのイベントでは教員免許を持っていると有利になりやすいなど、イベントの内容に合った免許を持っていると採用される確率が上がる可能性はあります。

また、イベントスタッフは立ち仕事や重い荷物を運ぶ力仕事が多いので、体力が必要です。物販や会場案内などのお客さんの相手をする場面では、コミュニケーション能力なども求められます。体力やコミュニケーション能力に自信がある方は、挑戦してみましょう。

イベントスタッフって高校生でも大丈夫?

結論からいうと、イベントスタッフは高校生でも働くことが可能です。

基準は派遣会社や勤務先によって異なりますが、深夜帯が勤務時間に含まれていなければまず問題ないでしょう。

コンサートは高校生が働けない場合もありますが、スポーツイベントでは高校生を歓迎しているところが多い傾向です。

勤務時間は?

イベントスタッフは基本的に拘束時間は長いです。

短くても8時間、場合によっては12時間、現場によっては泊まりの場合もあります。

撤去作業の進み具合によっては時間短縮もできますが、8時間以上は拘束されると考えておいたほうが良いでしょう。短時間で勤務をしたいという方にはあまりおすすめできません。

イベントスタッフの1日の流れって?

ここでは、コンサートスタッフ(屋内)での場合を例にして、1日の流れを見ていきましょう。

①出勤

8:00〜9:00。

会場に集合します。集合したら管理スタッフから点呼が行われた後に、早速作業の指示があるので、指示に従って重い荷物の運び出しやステージの設営を行っていきます。

②休憩&昼食

12:00〜13:00。

支給されたお弁当を休憩室でその他のスタッフとともにいただきます。休憩時間は1時間程度です。飲み物も支給されるので、午前中の疲れをここで回復しましょう。

③開演に向けてラストスパート

13:00〜17:00。

設置された機材の作動チェックや会場の巡回、車で来場したお客さんの駐車場案内を行います。この時間帯に運営スタッフが入ります。

④開場&開演

17:30〜20:00。

続々と来場するお客さんのチケットもぎり、グッズ販売を行います。遅れてきた人の客席案内なども業務のひとつです。開演する前からステージ前に立って、お客さんを制止します。

⑤撤去作業

21:00〜22:00。

素早くステージの機材を撤去します。グッズやイベントに使用した備品を、専用の車に詰め込んで作業終了です。作業が早く終われば終わるほど勤務時間が短くなります。

まとめ

イベントスタッフは、イベント運営を裏方として支えるスタッフです。

短期で働ける、時給が高い求人も多い、有名人を間近で見られる可能性が高いなど、さまざまなメリットがあります。

一方で、力仕事で体力が必要、厳しい現場もあるなどのデメリットもあるので、メリットとデメリットを考慮した上で検討してみてください。

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