2021/08/11
お仕事内容

ピッキングとは?工場で働く前に必ず知っておきたい6つのこと

この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

求人情報でよく見る工場や倉庫内でのピッキング作業。

とはいえ、「ピッキングって何?」「具体的に何をするの?」「仕事内容はきつい?」のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、ピッキングの作業内容やメリット・デメリット、向いている人の特徴などを解説していきます。

記事を読んだ後にはピッキングについてを理解し、作業のイメージがつかめるはずです。時給についても触れているので、ピッキングの仕事に興味のある方は参考にしてみてください。

工場や倉庫内におけるピッキング作業とは?

 

ここではピッキング作業とはどのようなものか、「仕分け作業」とはどう違うのか等について具体的に解説していきます。

ピッキングは工場で指定された商品を集める仕事

ピッキングとは工場・倉庫等に保管されている部品や品物の中から、ピッキングリストや注文書・伝票に記載されたものを集めてまとめる仕事です。

まとめたものを梱包・検品といった次の工程に受け渡すところまでがピッキングの主な流れと言えます。

「軽作業」というカテゴリーに分類されることが多いですがピッキングの内容によっては重いものを運ぶ必要があることもあります。

工場と倉庫での違い

倉庫内では商品が種類や形状・色などによって分類され棚やカゴに置かれています。

工場内でも倉庫内と同じように置かれたものの中からピッキングリストに載っている部品を集めていくのですが、機械類の工場などでは少し気をつける必要があります。

機械の部品は同じような形状・色をしているものが多く素人目には紛らわしいものが多いのです。

部品のピッキングでは型番や品番を間違えないように注意して早く慣れる必要がありますが、きちんと確認すれば難しくないので落ち着いて丁寧に作業すると良いですね。

ピッキング作業で扱われる商品

扱われる商品は小さなものから大きなものまで実にさまざまです。
食品・アパレル・機械・家具・雑貨・電化製品・各種部品などなど…
あらゆるものが扱われます。

大手通販サイトの倉庫では扱う商品の種類は膨大なものになりますが、家電量販店の倉庫では電化製品を主に扱うというように、業種により扱う品物の種類の多さは全然違ってくるでしょう。

混同しやすい仕分け作業との違いは?

アルバイトの募集では「仕分け・ピッキング作業」などと記載されているのをよく目にすると思います。そのため仕分けとピッキングの二つは混同されがちですが、別の作業内容です。

仕分けとピッキングを大まかに分けると以下のようになります。

仕分け

倉庫や工場に送られてきた荷物を分類し棚やカゴに運ぶ
段ボール箱などを運ぶことが多いため力仕事になりがち
作業の量は多め

ピッキング

棚やカゴに置かれた荷物の中から指示されたものをピックアップする
重いものもあるが、力に自信がなくてもできることが多い
作業の速さと正確さが大切

仕分けされたものの中からピッキングをしていくので、作業としては仕分け→ピッキングの順になります。

仕分けのバイトについてもっと知りたい方は、以下をチェックしてみてください。

2種類のピッキング作業

 

ここでは大きく二つに分けられるピッキングの種類について具体的に解説していきます。

シングルピッキング(摘み取り方式)

シングルピッキングは、注文されたいくつかの商品を一つにまとめるイメージをしていただけると分かり易いです。

ピッキングリストに書かれた品物を棚から一つ一つ集めてまとめていくわけですね。

例えばある人が「りんご2つ、チョコレート1つ、缶コーヒー3つ」という注文をしたとします。注文された商品を発送するためには食品倉庫の中を回り、棚から注文された品物をカートに集めてまとめる作業が必要ですよね。

これがシングルピッキングです。

トータルピッキング(種まき方式)

トータルピッキングは、まず決まった商品を集めてからその後にそれぞれの発送先ごとに仕分けるというやり方です。

主にベルトコンベアで送られてくる、一定度分類された商品から、リストにある商品をピックアップしていくという作業を行います。

例えば、何種類ものパンが流れてくるベルトコンベアと飲み物が流れてくるベルトコンベアがあるとします。

パンと飲み物の各ラインから注文に合わせて「アンパンとコーヒー牛乳のセット」や「カレーパンとコーラのセット」というようにピックアップすることをイメージしていただければと思います。

ピッキング作業のデメリット

 

ピッキング作業は人によって肉体的・精神的な疲労が異なるので、向き不向きやデメリットもあります。
ここではピッキングの仕事のデメリットについて見ていきましょう。

単純作業が長時間続く

ピッキングは作業に慣れるまでは効率化のコツなど考えるべきことが多いですが、いったん慣れてしまえば単純作業の連続であるといえます。

そのため単調な作業に苦痛を感じやすい人にとってはデメリットになるでしょう。

重い荷物を運ぶ場合がある

雑貨や小物のピッキングであればそれほど心配することはないですが、電化製品や書籍のピッキングでは重い荷物を運ばなければならないこともあります。

たいていの倉庫ではピッキングカートや台車を使って作業するのですが、重い荷物を棚からカートに移すときなど体力に自信のない人にとっては大変な場合があるのです。

夏の暑さと冬の寒さが厳しい

倉庫内にエアコンがない(エアコンが弱い)場合があり夏場には汗だくになる場面もあります。加えて倉庫内を移動して回ることになるので水分補給は必須です。

また、食品を扱う工場や倉庫の場合は食品の保存のために庫内の気温を低く保つ必要があるので夏でも室温が低く保たれていて寒いということがあり得ます。

働く予定の現場で扱う商品がわかっていればある程度は庫内の環境は予想できると思うので、寒そうな現場の場合には防寒対策をしてのぞむと良いでしょう。

品物を間違えてはいけないプレッシャーがある

ピッキングはリストにある商品を選んでピックアップしていくという比較的単純な作業ですが、速く正確に品物を選んでいく作業は意外にプレッシャーがかかるものです。

商品を販売する仕事ではピッキングミスが多いとクレームに直結するため、ミスをしてはいけないというプレッシャーは大きくなります。

しかし体験した人の話を聞くと、最初はプレッシャーを感じていた人もだんだんと慣れて平気になっていくことが多いとのことでした。

また最近ではミス防止のためにバーコードを使用した対策などをとっている会社も多いので昔に比べるとデメリットと感じにくい環境になってきています。

繫忙期は時間に追われる

配送という仕事の性質上、時期によっては物流が激しくなる「繁忙期」があります。

そのような時期は通常時よりも倉庫内の人員の数や商品の量も増えるため常に時間に追われて作業しなければならない場合があるのです。

時間に追われると作業効率が落ちる人や精神的疲労を感じてしまう人にとってはデメリットになるかもしれません。

ピッキング作業のメリット

 

ピッキングは求人が多くすぐに働けるため人気の高い職種といえます。
ここではピッキングのメリットについて考えてみましょう。

1 未経験でもすぐに働ける

ピッキングはある程度の注意力・集中力・持続力が必要ではあるものの作業自体は単純で特別な資格もほぼ必要ないので、それまで未経験だった人でもすぐに働き収入を得ることができるというメリットがあります。

2 単純作業のため慣れると簡単

ミスをできないプレッシャーがあり、コツを覚えるまでは多少難しく感じるかもしれませんが慣れると簡単な作業であるため、一度慣れてしまえば比較的楽に働くことができるでしょう。

ピッキングは扱う商品や倉庫の環境が違っても作業内容は共通するものが多いので、いくつかピッキング作業を経験すると他の倉庫に行ってもたいていすぐに作業を覚えることができるというメリットもあります。

3 髪型・服装が自由

ピッキングは倉庫内でする作業なので基本的にお客様などと顔を合わせることがありません。

そのため髪型や服装は比較的自由なところが多いです。

ただしあまりに派手な格好をしていると悪目立ちすることもあり、ミスをしたときに担当者に目をつけられるということも起こりうるので常識の範囲に留めてくださいね。

4 人間関係のストレスが少ない

他の人と協力して作業する場合もありますが、基本的には一人で黙々を作業をするという仕事のため人間関係のストレスは少なめだといえます。

どうしても接客業は向いていないと感じる人にとってはかなり大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

もちろん最低限の受け答えなどのコミュニケーションは必要になりますがそれさえクリアできれば大丈夫です。

5 ダイエット効果が期待できる

ピッキングは室内作業ではあるものの、品物を上げ下ろししたり庫内を移動して回ったりと割と体を動かす仕事ではあります。

かといって引越しや工事現場などのような強度の高い肉体労働でもないため、適度な運動をしつつ稼ぎたいといった方にとってはメリットとなるでしょう。

仕事のあとに食べ過ぎなければダイエット効果も期待できそうですね!

ピッキング作業に向いている人

 

仕事には向き不向きがありますが、自分がピッキングに向いているかどうか気になる方もいるでしょう。

ここではピッキング作業に向いている人について解説します。

集中力を長時間保てる人

注文書に書かれた細かい指示内容をミスなく実行するには集中力が欠かせません。

ピッキングの仕事で最も重要な能力の一つが集中力です。

ある程度の集中力を長時間維持することが得意な方にはピッキングは向いていると言えるでしょう。

黙々とした作業が好きな人

ピッキングは長時間にわたって同じ作業をミス無く手早く延々と繰り返す仕事です。

ミスを極力減らしつつ、繰り返す作業の中で効率化を考えて働くということに楽しみを覚えるタイプの人にとってはかなり向いている仕事だといえます。

マインスイーパーなどのゲームに長時間没頭する人などは特に向いているのではないかと思います。

体調管理が得意な人

ピッキングでは長時間同じ作業を繰り返す仕事のため体のあちこちに疲労を感じることがあります。

また睡眠不足や二日酔いなどのバッドコンディションではピッキングに重要な集中力・注意力を発揮・維持することができません。

そのため体のコンディションを常に一定に保っていける人などは作業効率も安定していて向いている人だといえます。

ピッキングバイトの平均時給

 

ここまでピッキングの仕事の内容やメリット・デメリットについて触れてきましたが、気になる収入面ではどうでしょう。

ピッキングの平均的な給料について考えてみましょう。

・派遣社員 平均時給約1,199円
・アルバイト・パート 平均時給約993円
・正社員 平均年収約334万円 

給料は地域差も大きいので上記の通りの平均時給がどこでも稼げるというわけではありませんが参考になる数字ではあるでしょう。

ピッキングに関する口コミついてもっと知りたい方は、以下をチェックしてみてください。

まとめ:ピッキングは未経験者でもすぐに始められる軽作業の1つ!まずは求人を探してみよう

 

ピッキングという仕事内容について、抱いていた疑問は解消できたでしょうか。

仕事を探している方にとって未経験でもすぐに始められるというのは大きなメリットであると思います。

この記事を読んで「自分はピッキングに向いてそう」「未経験でも大丈夫なら…」ということを感じていただけたなら、これからすぐにピッキングの求人を探してみてはいかがでしょうか!

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