【季節別】ピッキング作業の服装の4つのポイントとは?NGファッションも
この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。
初めてピッキング作業を行うけれど、
・「動きやすい服装って何?」
・「季節によって、どんな服装が適している?」
・「服装を選ぶ時のポイントは?」
・「おしゃれしてもいい?」
といった疑問が浮かんでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、ピッキング作業の服装を選ぶ4つのポイントと、夏場・冬場に適したおすすめの服装を具体的にご紹介します!
避けたほうが良い服装もご紹介するので、初めてのピッキング作業で責任者に怒られる…なんてことも避けられるはず。
適切な服装を選び、ストレスなくピッキング作業を行いましょう!
ピッキング作業とは
ピッキング作業とは倉庫の中から必要なものを探し、ピックアップするといった作業を指します。
渡された仕様書やリストなどを見ながら、必要なものを探し、検品担当者や梱包担当者などに受け渡す、重要な役割となっています。
ピッキング作業と一言で言っても、大きく分けてシングルピッキングとトータルピッキングの2種類に分かれています。
シングルピッキングは、1受注ごとに品物をピッキングする作業です。ピッキングした商品は、同じ受注元の商品であることが多く、梱包しやすくなっています。
対してトータルピッキングは、複数の受注をまとめ、必要な商品を必要な数の分だけピッキングする作業を指します。集めてきた商品はベルトコンベアーのような機械で分けたり、手作業で分けたりといった作業もあります。
ピッキングは主に軽作業という名目で募集されていることも多く、派遣紹介のアルバイトの定番とも言えるでしょう。
ピッキングバイトの経験談についてもっと知りたい方は、以下をチェックしてみてください。
ピッキング作業の服装を選ぶ4つのポイント
初めてピッキング作業をする人は、当日どのような服装で行くか迷う人もいることでしょう。
服装を指定される場合もありますが、ほとんどは私服OKです。
この章ではピッキング作業の服装を選ぶポイントを4つほどご紹介していきます。
1.汚れても良い服を選ぶ
ピッキング作業の服装を選ぶポイント、1つ目は汚れても良い服を選ぶということです。
ピッキングを行う現場は倉庫や工場などがほとんどで、汚れやすい環境となっています。
商品をピッキングする時に膝をついたり、また商品が入っている段ボールが汚れていたりと、服が汚れる可能性が高いです。
そのため汚れても差し支えがない服を着ていくことをオススメします。
2.安全な服装を選ぶ
ピッキング作業の服装を選ぶポイント、2つ目は安全な服装を選ぶということです。
倉庫だと特にたくさんの段ボールが立ち並んでおり、肌を露出しすぎていると、段ボールで切ったりすることもあります。
そのため、なるべく肌が見えないような服装がオススメです。
またピッキング作業は倉庫や工場内を歩き回ります。
場合によっては思い商品を落としてしまったり、運搬機械に足を轢かれたりといった事故も考えられますので、安全靴は着用した方が良いでしょう。
3.作業の邪魔にならない服装を選ぶ
ピッキング作業の服装を選ぶポイント、3つ目は作業の邪魔にならないような服装を選ぶということです。
基本的にピッキングは、あちこち歩き回る仕事ですので、動きにくい服装だと作業効率が落ちてしまいます。
動きやすい服、履き慣れたスニーカーなどがオススメです。
4.倉庫の室温に適した服装を選ぶ
ピッキング作業の服装を選ぶポイント、最後は倉庫の室温に適した服装を選ぶという点です。
倉庫によってはエアコンが完備されておらず、真夏はとんでもない暑さになる可能性もあります。
もしエアコンが完備されていない倉庫や工場に行くのであれば、体温調整をしやすい服装が良いでしょう。
服装以外にも水分補給をこまめに行い、熱中症対策も万全に行うことが重要です。
ピッキング作業内容ついてもっと知りたい方は、以下をチェックしてみてください。
【季節別】ピッキング作業におすすめの服装
ピッキング作業時の服装は動きやすさも重要ですが、季節によって服装を変える必要もあります。
暑すぎたり、寒すぎたりすると、満足に作業を行えませんので注意が必要です。
この章ではピッキング作業にオススメの服装を、季節別に紹介していきます。
夏場のピッキング作業におすすめの服装
最初は夏場のピッキング作業におすすめの服装について詳しく見ていきましょう。
上半身
夏場の服装としては、なるべく暑さを緩和できる服装を心がけましょう。
上半身はTシャツやポロシャツなどが、オススメです。
しかし中には半袖NGの現場もあるので、特に指示がない場合は、長袖のシャツを着ていくのが無難だと言えるでしょう。
また夏場は大量に汗をかくため、汗が目立たない黒色のシャツがオススメです。
下半身
夏場のピッキング作業を行う際、下半身は長ズボンを履くようにしましょう。
半ズボンを履いてしまうと、段ボールで肌を切ったりする可能性があるので、現場の社員から良い顔をされません。
ジーパンでも問題ありませんが、伸縮性があり、動きやすいチノパンがオススメです。
冬場のピッキング作業におすすめの服装
続いて冬場のピッキング作業にオススメの服装をご紹介していきます。
上半身
ピッキング作業を行う倉庫や工場は、冬場ほぼ外と同じくらいの気温になることも珍しくありません。
そのため防寒対策はしっかり行う必要があります。
上半身は保温性に優れたインナーを着ることをお勧めします。
厚手のアウターなど着てしまうと、動きにくく、作業効率を落としてしまうことにもつながりますので、あまりオススメはできません。
下半身
冬場の現場では、夏と同じ長ズボンを履くことをお勧めします。
薄手のズボンよりも、防寒対策が施されたズボンを履くと良いでしょう。
また足元から冷えていきますので、靴下も厚手のものを履くと、寒さを気にせず作業することができます。
ピッキング作業で避けた方が良い服装・ファッション
ここまでピッキング作業でオススメの服装について解説してきました。
一方でピッキング作業には向かない服装も存在します。
詳しく見ていきましょう。
スカート・半ズボン
ピッキング作業を行う際、スカートや半ズボンを履いていくのはやめましょう。
倉庫にはたくさんの物で溢れており、中には肌を傷つけたり、事故の可能性を秘めています。
そのため肌を露出するスカートや半ズボンを履いていくのはNGです。
特に女性の場合、スカートは絶対にやめ、長ズボンを着用しましょう
サンダル・ハイヒール
ピッキング作業の際はサンダルやハイヒールといった靴も履かないようにしましょう。
先ほども説明しましたが、ピッキング作業は倉庫や工場内を歩き回る仕事です。
サンダルやハイヒールを履いていくと歩きにくく、疲れやすくなってしまいます。
結果作業効率の悪化にもつながります。
また現場には様々な危険があります。
運搬機械に足を轢かれたり、重い商品を足に落としてしまったりと言った事故も起こりかねません。
これらの危険から身を守るためにも、サンダルやハイヒールなどの履き物は絶対にやめましょう。
アクセサリー類
ピッキング作業を行う際は、アクセサリー類を外していくことをオススメします。
アクセサリー類をつけていくと、作業の邪魔になってしまいます。
また倉庫内の物に引っかかって、アクセサリーが壊れてしまったり、怪我をする恐れもあります。
ですので、アクセサリー類を普段からつけている人は、必ず外していきましょう。
派手すぎる服装
派手すぎる服装も、ピッキング作業では不向きです。
フリフリな装飾がついた服などの派手な服を着ていくと、作業効率を悪化させることにもつながります。
また多くの人は、現場仕事で無地のTシャツなどを着ているので、1人だ浮いてしまうことでしょう。
どうしても派手な服装をしたいという方は、現場の責任者にどこまでのおしゃれならば許されるのか聞いてみることをオススメします。
場合によっては必要になる持ち物
基本的にピッキング作業を行う際、必要な物は特にありません。
しかし現場によっては、道具を自分で持ってくることを指示される場合もあります。
この章では場合によっては必要になる持ち物について解説していきます。
腰用サポーター
場合によっては必要になる持ち物、1つ目は腰用サポーターです。
ピッキング作業では、倉庫内を歩き回り、商品を取るために立ったりしゃがんだりを繰り返します。
また軽作業という名にそぐわないほど、重い物を持ち上げたりという作業が伴う場合もあります。
意外と体を酷使するので、長くピッキング作業を行う方は、腰用サポーターを用意しておいた方が良いでしょう。
腰を痛めたり、最悪ぎっくり腰になってしまう可能性もあります。
安全靴
場合によっては必要になる持ち物、2つ目は安全靴です。
安全靴とは、つま先に鉄板が入っている靴のことで、足を踏まれても平気な靴となっています。
単発の仕事ですと必須ではありませんが、長期で工場で働く場合、安全靴がないと現場に入れてもらえないということもあります。
現場で安全靴を貸してもらえることもありますが、長期で働きたいと考えている場合は、自分で用意しておいた方が良いでしょう。
軍手
場合によっては必要になる持ち物、最後は軍手です。
段ボールが多い倉庫や重いものを持ち上げることが多い現場では、軍手を持ってくるように指示される場合もあります。
汚れや怪我を防ぐ役割も果たすので、指示がなくても一応持っていくと良いでしょう。
まとめ:適切な服装で、ストレスなくピッキング作業を行おう
今回はピッキング作業を行う際に、適切な服装などについて解説してきました。
ピッキング作業は倉庫や工場内を歩き回るので、動きやすい服装を選択する必要があります。
また倉庫内は外の気温と同じくらいになることが多いので、夏場は暑く、冬場は寒くなりやすいです。
適切な服装を選び、快適にピッキング作業を行いましょう。

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