2021/08/11
お仕事内容

梱包作業とはどんな仕事?メリット・デメリットから雇用形態まで紹介

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

梱包作業がどんな仕事なのか興味はありませんか?楽・簡単なイメージがある梱包作業ですが、実際どのような作業をするのか、仕事のきつさなども気になる点です。

この記事では梱包の仕事に興味がある・就きたいと思っている人に向けて、梱包作業の仕事内容やメリット・デメリット、梱包作業に向いている人の特徴や雇用形態などをまとめて解説します。

梱包作業とは

梱包作業とは、企業が商品などの在庫を保管するために所有、もしくはレンタルしている倉庫などにおいて、お客様から注文の入った商品、または各地にある支社や販売店から発注のあった商品を箱詰めして出荷する準備をするお仕事です。

企業の規模にもよりますが、倉庫には毎日大量の注文書が届き、それをその日のうちに発送まで終える必要があることから、作業はスピーディーかつ丁寧に行うことが求められます。

梱包作業の口コミについてもっと知りたい方は、以下をチェックしてみてください。

梱包の仕事内容

梱包の具体的な仕事内容は、ピッキング係(注文書に記載されている商品を倉庫内から探してくる係)がピックしてきた商品を段ボール箱に箱詰めして、発送係に渡すまでを担当するものです。

単に箱詰めと言っても、大切な商品をただ段ボール箱の中に入れて発送してしまっては、運送中に壊れたり傷が付いたりしてしまいます。

そのため梱包係の仕事の範囲には、以下も含まれます。

・注文書通りの商品が手元にあるかの確認
・商品に傷や汚れがついていないかの確認
・商品サイズに見合った段ボール箱を選定
・丁寧かつ隙間の無いように箱詰め
・できた隙間に緩衝材を詰める
・商品が動いてしまう余分な隙間が無いか、逆に無理な圧がかからないかを見極めながら箱を閉じる
・送り状を貼って発送係に”出荷するにあたって万全な状態”で渡す

下記に具体的な流れで記載しますが、梱包の作業係の仕事は全体的に重たいものを運んだり大量の移動を伴うことのない軽作業がメインで、男性だけでなく女性もたくさん働いています。

主な梱包作業手順

梱包作業の主な内容は上記に記載しましたが、具体的な流れで示すと下記の通りになります。

①注文書通りの商品が手元にあるかの確認

②商品に傷や汚れがついていないかの確認

③商品の量やサイズに見合った段ボール箱の選定

④段ボール箱の組み立て

⑤段ボール箱への商品と緩衝材の箱詰め

⑥段ボール内に隙間や無理が無いかの確認をして梱包

⑦送り状を貼り付けて出荷担当に回す

梱包作業の種類

梱包作業は大きく、個装、内装、外装の3つの包装に分かれています。「包装」とは主に「箱に入っている状態」をイメージしてください。下記で具体的に説明します。

個装

個装とは、商品が直接入っている箱のことです。具体的には店頭に並んでいる、商品が入っている箱が個装です。

この個装の箱を含めて1つの商品となるため、個装には「商品の保護」の目的よりも「商品価値を高める」目的が強く含まれています。個装が汚れたり壊れたりすることは、そのまま商品自体が汚れたり壊れたりすることと同意なので、基本的にこの個装のまま商品を発送したりすることはありません。

内装

内装とは、輸送中に衝撃や水、熱などから保護することを目的として個装を決められた個数ごとにパックした状態のことです。

上記に記載した、「個装が汚れたり壊れたりすることは、そのまま商品自体が汚れたり壊れたりすることと同意」という観点から、この個装を守るために施されるものと考えてください。

外装

外装とは、内装済みの商品を箱などに入れ、発送・輸送できる状態にしたものを指します。

個装も内装、外装もJIS(日本産業規格)の定義ではもっと複雑な表現で具体的に規格が成されていますが、一般的な理解としては上記の通りで問題ありません。

梱包と包装の違い

梱包は先に述べた通り、物流過程において商品を守る事が目的のものですが、包装というのは、商品をプレゼントしたりする際に、ラッピングしたりする事です。

人から人に手渡しする時などに、商品を何かに包むことを包装と言います。包装用紙で包んでリボンを付ける事などはまさに包装を指します。

梱包の仕事に就くメリット・デメリット

メリット

特別な資格は必要なし

梱包作業並びにそれに付随する業務のメリットの1つ目は、特に必要な資格がないということ。

例えば会計事務所でアルバイトをする場合を考えると、最低でも簿記2級程度を保有し、会社の財務会計に関して幅広い知識を有している必要がありますが、梱包作業には特にそういった類のものは必要なく、初心者でも気軽に始められます。

単純作業なので覚えれば簡単

梱包作業は基本的に単純作業なので、一度覚えてしまえばとても簡単です。最初の勤務でマニュアルを渡され、教育係が付きっきりで指導してくれることがほとんどなので、何をすれば良いのかわからない中で不安を抱える心配はありません。

都合に合わせて勤務時間を選べる

営業時間が決まっている飲食店などとは違い、夜勤や早朝勤務など、様々な時間帯で自由に働けるのが梱包作業の仕事です。

流通業は基本的に24時間365日稼働しているので、希望通りの時間帯が必ず見つかります。また、基本的には残業なども少ない、もしくは残業があっても短時間のため、時間的な心配を抱えることもありません。

他の人のペースに合わせなくても大丈夫

梱包作業は個人個人が行う業務が明確になっているため、他の人と連携を取りながら、またはコミュニケーションを密に取りながら働く必要はほとんどありません。

接客が苦手な方や周りとコミュニケーションを取りながら進めるタイプの仕事に疲れを感じてしまう方にとっては、梱包作業に就くことはそれだけでメリットと言えます。

デメリット

作業を覚えるまでは大変

どのような仕事でも共通して言える事ですが、作業を覚えるまでの期間は大変です。

マニュアルを渡された時に「これ全部覚えるの?」と不安になることもあるかもしれませんが、毎回やっていれば自然と身に付きます。また、メリットで記載した通り、教育係が適切にアドバイスをしてくれるので、無理を強いられるようなことはありません。

作業場の環境によっては仕事がしづらい

梱包作業は共通のライン(作業台)、共通の設備、共通の環境で作業が行われるため、どのポジション、どの業務の担当になるかによって仕事がし辛くなることがあります。

具体的には、女性でも無理なく作業できるように作業台が低かったりすると、高身長の方にとっては大きな負担となります。さらに、倉庫作業は基本的に室内で行われるため、夏は暑かったり、冬は寒かったりします。人によって感じ方が違う中で共通の作業をすることになるので、負担となる作業環境となる場合があります。

しかし、企業にとって作業員に負担がかかっている状態で放置することは、作業効率を落とすことに直結します。そのため、現在では多くの企業が各作業員に対する負担を改善しています。

スピードが求められる場合もある

梱包作業並びに倉庫での仕事は基本的に一連の流れ作業なので、各作業には一定のスピードが求められます。例えばピッキング作業が遅々として進んでいなければ、その後工程となる梱包作業の作業台に商品が届かないので、梱包作業を始められません。

このように流れを止めた状態にならないために、それぞれの工程で一定のスピードが求められます。

梱包作業が向いているのはどんな人?

向いている人の特徴

最も大きなポイントとして「単純作業が得意か否か」で判断すると良いでしょう。

単純作業を繰り返していて、いつの間にかゾーンに入って超集中モードになれる方や、同じ事を繰り返していく中で、「どういう手順が最も早く作業できるか」と試行錯誤しながら楽しめる方にとってはとても向いている仕事だと言えます。

向いていない人の特徴

梱包作業に向いていない人の特徴は、単純作業が苦手、ある程度動きのある仕事が好き、コミュニケーションを取りながら働く事が好きな人が挙げられます。

倉庫作業は基本的に会話が無いので、コミュニケーションを取ることにストレスを感じてしまう人には向いていますが、そうでない人には向いていないでしょう。

梱包の仕事に就くには?

梱包の仕事の見つけ方

梱包作業の仕事の見つけ方は、基本的には3パターンです。

①企業ホームページのアルバイト採用ページから直接応募する

企業によっては、直接アルバイトを募集しているところも少なくありません。企業のホームページに行くと、「人材募集はこちら」というページが用意されているので、そこを見てみましょう。

また、企業によっては直接採用したアルバイトと、その他から雇用した派遣と給与形態を区別している場合もあるので、必ず企業ホームページは確認するようにしましょう。

②アルバイト斡旋サイトや派遣斡旋サイトを通じて応募する

大多数の方がこのパターンを利用して梱包作業の仕事に応募します。「梱包作業」というワードで検索しても出てくるのですが、「ピッキング」というワードでも同じ業務内容で募集がかかっている場合もあるので、いくつかのワードで検索してみると良いでしょう。

テイケイワークス東京で探す

③ハローワーク求人から応募する

梱包作業並びに倉庫作業の仕事の紹介はハローワークでも多数取り扱っています。ハローワークでは主に正社員もしくは契約社員枠での応募になりますが、梱包作業の仕事は初心者でも行えますので、正社員もしくは契約社員枠で仕事を探す場合にはハローワークに相談することも1つの手です。

梱包の仕事がある業界

梱包の仕事の現場となるのは倉庫ですが、梱包の仕事自体様々な業界にあります。製造業から流通業、小売業の流れの中で、大規模な商品の発送を伴う業務がある企業ではほぼ全て梱包作業並びに倉庫作業を募集していると言っても過言ではありません。

梱包の仕事に活かせる資格

基本的に梱包の仕事には資格が必要ありません。しかしJISによって規格が定まっている以上、その業務を正しく行うための資格があることも事実です。ここではその資格について簡単にご紹介します。

①包装技能士

包装技能士は精密機械などの工業製品を、品質を損ねないように包装するための国家資格です。包装技能士には2級と1級が存在し、受験資格に数年間の実務経験が必要となりますが、難易度はどちらとも高くはないようです。

②包装管理士

包装技能士の他に、公的な資格として包装管理士という資格があります。

包装管理士には生活者包装コースと輸送包装コースの2つの専攻があり、それぞれ講習を受講することと、受験資格として数年間の実務経験や職場からの推薦などが必要となります。こちらの試験自体の難易度もそこまで高くないようです。

梱包作業の雇用形態

雇用形態

梱包作業の作業員の雇用形態は、

・正社員

・直接雇用するタイプのアルバイト型

・派遣会社が雇用したのちに派遣するタイプの派遣型

に分かれます。

主にハローワークや就職・転職・アルバイト斡旋サイトにて募集があります。

派遣やアルバイト・パートの時給相場

派遣やアルバイト・パートの時給相場ですが、1,000〜1,200円(首都圏の場合)となっているようです。難易度の高い仕事ではないため、基本的には「最低賃金プラス少し程度」である事がほとんどのようです。

派遣バイトの始め方についてもっと知りたい方は、以下をチェックしてみてください。

 

まとめ:梱包作業は要領を掴めば誰でも簡単にできる仕事

梱包作業は一度仕事を覚えてしまえば、誰にでも簡単にできる仕事となっています。そのため、10年選手のような大ベテランも多々存在します。

現代では、過去にあった過酷な労働環境などは見直され、誰にでも働きやすい環境へと改善が図られています。勤務中も、仲の良い人とほんわか喋りながら作業に取り組めるため、働いてみて損はないでしょう。

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