荷揚げバイトとは?力仕事できつい?仕事内容や体験談をご紹介

荷揚げバイトとは?力仕事できつい?仕事内容や体験談をご紹介

荷揚げバイトは、体力的にもきついバイトと思われていますが、体力がある人や、将来の目標がある人にとっては、短期間で高収入が見込めるバイトでもあります。

この記事では、効率的に高収入が見込めると人気の「荷揚げバイト」について、仕事内容から1日のスケジュール、体験談などを詳しくご紹介します。

なお、バイトを探す際は、派遣会社の力を借りたほうが、自分に合った荷揚げバイトを探すことができておすすめですよ。

記事の最後におすすめの派遣会社もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

荷揚げバイトとは?

荷揚げバイトとは、トラックや配送者から商品や荷物を降ろす作業をするバイト。

物流業界でよく募集されるバイトですが、建設業界でも募集があります。危険物や特殊な取り扱いが必要なものもありますが、未経験でも研修がある場合が多いので、安心して働けますよ。

まずは、荷揚げバイトや給与形態など、基本的な情報について見ていきましょう。

仕事内容

荷揚げバイトの主な仕事内容は、トラックや配送車に積まれた建築資材を、建設現場の指定された場所まで運ぶというものです。運ぶものは現場によって異なります。

資材の重さや運ぶ距離が長い場合は、フォークリフトやパレットジャックなどの機械を使って運ぶこともあるでしょう。

指定の場所へ資材を運んだり撤去したりする「資材搬入」のバイトと同じに括られることも多く、どちらも力仕事です。

給与形態・給与の相場

荷揚げバイトの給与は1時間いくらという時給制ではなく、1現場いくらという計算をする給与形態が多いようです。

月給で決まった額を毎月もらうのではなく、自分が働いた分だけ給与が増えていきます。また、建設業界や卸売業界などの荷揚げバイトは重労働であるため、給与が高めに設定されていることが多いです。体力は使いますが、1日でたくさん稼ぎたい人にはおすすめの働き方でしょう。

勤務時間

勤務時間は、多くの場合シフト制での勤務となります。

倉庫や物流センターでは、仕入れや出荷のピーク時は早朝勤務や夜勤などの勤務体制が組まれることがあり、給与も高くなる傾向があります。

ダブルワークをする人にとっては、早朝や夜勤で働けるので、貴重なバイト先になるでしょう。建設現場などでは、夜の勤務はほとんどなく、早朝から夕方までの勤務が多いようです。勤務時間は応募先によって異なるため、必ず事前に確認が必要です。

【きつい・大変】荷揚げバイトの体験談・評判

荷揚げバイトは、重労働なので、体力がある人には向いていますが、体力がない人にはきつくて大変と感じることがあります。「きつい・大変」と感じた方の体験談を見てみましょう。

初めて荷揚げバイトをしたときは想像以上に重い荷物が多く、しかも長時間労働が続き、とてもつらかったです。力仕事は初めてだったので、次の日は全身筋肉痛でした……。
夏に荷揚げバイトをしたら、暑さと重労働でとにかく疲れた……。しっかり水分補給しないと危ないなと感じました。いくつかの現場を経験した今ではもう慣れたけど、テキパキ動かないと怒鳴られるし、最初は精神的につらかったかな。

建設現場や屋外での荷揚げバイトは、急に雨が降ってきたり、暑かったり寒かったりと、天候に左右されて作業がしにくいことがあります。体力だけでなく、状況に応じて精神力も求められるアルバイトなので、大変だからとすぐ投げ出してしまうタイプの人には向いていないかもしれません。

【ラクすぎ!楽しい】荷揚げバイトのバイト体験談・評判

意外かもしれませんが、荷揚げバイトはラクで楽しいと感じる人もいます。重労働というイメージが強いバイトですが、楽しかったという人の体験談も見てみましょう。

荷揚げバイトは、見たこともないような珍しい商品や機材を見ることができて、それが面白いです。自分自身の体力にも自信がついて、体も引き締まりました!お金を払ってジムに通うより良いかも!
力仕事だから疲れるのは当然だけど、仕事内容は物を運ぶだけだからシンプル。自分は接客やデスクワークは苦手でできないから、荷揚げバイトは合っているなと感じています。座って作業するよりも健康的で気に入ってます。

体力勝負のバイトということは逆にいえば体力がつくバイトなので、会費を払ってジムに行くよりも、荷揚げバイトをした方が良いという声も見られました。このようにポジティブにとらえている方も多いです。

荷揚げバイトの1日のスケジュール

荷揚げバイトの1日のスケジュール

次に、荷揚げバイトの1日のスケジュールを見てみましょう。

たとえば、Aさんの場合はこんな感じです。

8:00 現場スタート

10:00 休憩

11:30 終了

12:00 昼食

13:00 仕事

15:00 現場終了

現場は1か所の場合もあれば、移動して2か所で働く場合もあります。移動する場合は、昼食の時間帯に車で移動することが多いようです。

それでは、時間ごとに詳しく見ていきましょう。

朝(7〜9時)現場に集合、荷揚げスタート

まず、作業員全員が集まったら、朝礼から始まります。

現場監督から現場の安全についての注意事項や、作業スケジュールなどの確認があるでしょう。

また、建設現場では、安全に作業するために朝の体操が行われることがあります。しっかりと筋肉をほぐすことで、怪我をするリスクが少なくなります。体操も真剣にやりましょう。そして荷揚げがスタートします。仕事内容は、トラックや配送者から、商品や機材を手で運んだり、フォークリフトやクレーンを使って運んだりします。

小休憩 

現場によっては10時と15時など、時間を決めて30分の休憩があることが多いです。また、小休憩を定期的に取ることがあります。小休憩の時間は、水分補給やトイレなどを済ませておきましょう。

荷揚げバイトは、体力的に負担がかかるため、十分な休憩時間を取らないと、熱中症や脱水症になることがあります。雇用主側が定期的に休みをとるよう呼び掛けてはくれますが、自分が大変だと感じた場合は無理をしないで、小休憩を申し出ることが必要です。

午前の荷揚げ作業

通常は、お昼の12時には午前の作業が終わるでしょう。荷揚げ作業を行った後には、建設現場の清掃や整備作業などを行う時間がとられています。

また、現場によっては、午前中の作業が終了した後に、午後からの作業に備えて道具や資材の整理や搬入作業などを行う場合もあるでしょう。そのため、荷揚げバイトの仕事自体は午前中に作業が終了することが多く、その後は清掃や整備作業などの補助的な作業を行うことが多いです。

昼食

荷揚げバイトの昼食の時間は、午前中の作業終了後、1時間ほど休憩時間があります。この時間には、現場近くのコンビニにお弁当を買いに行ったり、持参したお弁当を食べたりする人が多いようです。

現場によっては食事を取る場所が限られている場合があるので、事前に昼食をどうしたらいいか確認しておいたほうがいいでしょう。荷揚げバイトは力仕事なので、しっかりと食べて、体力を回復させてください。

午後の荷揚げ作業

通常は午前同様に午後も資材や機材の運搬や搬入作業などを行いますが、午前中に荷揚げ作業が終了した場合には、次の現場に向かうこともあります。

また、建設現場など屋外で働く場合は日没まで作業を行うことがあるため、荷揚げバイトでも暗くなる手前まで、作業続行する場合もあります。野外での作業は悪天候になると作業が遅れたりするので、天候のいい日は日没のぎりぎりまで行うことが多いようです。

現場や詰め所の掃除

現場や詰め所の掃除は、作業が終わった後に行うことが多いです。建築現場や配送センターなどであれば、使用した道具を片付けて、元の場所に戻したり持って帰ったりします。どの現場でもそうですが、荷揚げバイトでは、最後に現場を清掃してから帰ります。

また、詰め所であれば、机や椅子、トイレや休憩室などを清掃し、次の日のために、みんなが気持ちよく働ける環境を整えてから帰宅しましょう。

初めての方はリーダーから指示があるので、指示に従ってください。

荷揚げバイトのメリット

荷揚げバイトのメリット

荷揚げバイトは短時間で高収入を得られるため、自分の時間を有効に使いたい人にぴったりです。さらに、学歴や資格は必要なく、誰でも始めやすいため、未経験の人でも気軽に挑戦できるでしょう。

  • 短時間で高収入
  • 学歴や資格は必要ない
  • 人間関係がさっぱりしている

ここからは、荷揚げバイトのメリットについて詳しく見ていきましょう。

短時間で高収入

荷揚げバイトは、短時間で高収入を得られるという魅力があります。特に学生など、時間の制約がある人にとっては重宝するバイトでしょう。

仕事内容は、決められた数の資材を運ぶことで、その数を達成すれば仕事は終了となります。そのため、効率的に作業が進められ、比較的短時間で終了することもメリットです。仕事が終わり次第すぐに帰ることができるので、自分の自由な時間を確保できます。

建設現場や物流関係のバイトは一般のバイトよりも給与が高い傾向にあるので、短時間で高収入を得ることが可能です。

学歴や資格は必要ない

荷揚げバイトには学歴や資格は必要ありません。主に行われる作業は、決められた数の荷物を運ぶことであり、特別なスキルや知識は必要ないからです。そのため、未経験者でもチャレンジしやすく、誰でも始めることができます。

また、体力があって仕事ができる人なら、年齢や性別にも制限はありません。学歴や資格がなくても、誰でも始められる魅力的なバイトです。

人間関係がさっぱりしている

荷揚げバイトでは、作業中に話をする必要がある場合でも、荷物の移動や積み込みの指示を伝えるだけで済むため、簡潔かつ明確なコミュニケーションが可能です。話すのはあまり得意ではない人でも、黙々と働くことができるでしょう。

男性が多く、1日だけの単発バイトとして働く人も多いので、人間関係はさっぱりとしています。

荷揚げバイトのデメリット

続いて、荷揚げバイトのデメリットについても見ていきましょう。

  • もたついていると厳しく接されることも
  • とにかく疲れる

それぞれのデメリットについて詳しくご紹介します。

もたついていると厳しく接されることも

荷揚げバイトでは、もたついたり作業が正確でなかったりすると、上司や他のスタッフから厳しく接されることがあります。特に荷物の運搬作業は、時間やコストなどの面で企業に大きな影響を与えるため、現場によっては厳しい人が多いです。

たとえば、倉庫での荷物の積み込み作業では、指定された期限内に荷物を効率的に梱包することが求められます。時間が遅れると、他の作業や配送にも影響が出るため時間内に作業を終わらせなければなりません。

また、建築現場では、クレーンや大型機械を使った作業がある場合、安全性が重視されるため、厳しく接されることがあります。

とにかく疲れる

荷揚げバイトは、物を運ぶ、積み込む、降ろす、倉庫内での整理整頓など、体力を使う作業が多いです。そのため、とにかく疲れると感じる人はもちろん多いです。

作業中は常に動き続けているので、筋肉の疲れ、長時間の立ち仕事による足のむくみなど、身体的な疲労が蓄積されます。

また、夏は暑さによる熱中症、冬は寒さによる体の冷えなど、季節によっても体への負担が変わってくるでしょう。さらに、上述したように厳しく接されると精神的な疲れも蓄積されるので、とにかく疲れるというデメリットがあります。

荷揚げバイトに向いている人の特徴

荷揚げバイトに向いている人の特徴

荷揚げバイトに向いている人の特徴は、以下のような人です。

  • 体力に自信がある人
  • 目標を持っている人
  • 責任感がある人

長時間の立ち仕事や重い荷物の取り扱いをするためには、体力が求められます。また、何か目標があって働いている人は、モチベーションが高いです。また仕事の納期や安全性を守れるなど、責任感のある人にも向いているでしょう。

それぞれの特徴について、詳しくご紹介します。

体力に自信がある人

スポーツを習慣的に行っている人や、ジムでトレーニングを行っている人など、運動を日常的にしていて体力に自信がある人は、荷揚げバイトに向いています。

また、実家や趣味が農作業の人や、介護を日常的にしている人など、普段から重労働をしていて体力がある人も向いているでしょう。

荷揚げバイトの仕事には、荷物を持ち上げる力や持久力が必要なため、体力に自信がある人は、長時間の立ち仕事や重い荷物の取り扱いにも耐えることができます。

目標がある人

荷揚げバイトは体力的にも精神的にも重労働といえます。しかし、目標を持って働くことで、重労働にも打ち勝つことができるでしょう。

お金を貯めて留学をしようと計画をしている人、旅行や欲しいものの資金を貯めたい人など、目標を持っている人は高いモチベーションを持って働き続けることができるはずです。

責任感がある人

責任感がある人も。荷揚げバイトに向いています。

たとえば、物流業界での倉庫作業員や配送ドライバーなどは、大量の荷物を扱う上で正確さや安全性が求められます。責任感がある人は、荷物の取り扱いや積み込みなどを丁寧に行い、納期も守るため重宝されるでしょう。

また、建築現場でも、機材の運搬や工具・資材の管理、現場の清掃など、正確さや安全性が求められます。責任感がある人は、これらの仕事を丁寧に行い、危険な状況を事前に察知し、適切に対処することができるでしょう。

荷揚げバイトのバイトをするなら派遣会社・求人サイトを活用しよう

荷揚げバイトについて、仕事内容やメリットについてご紹介しましたが、やってみたい!と感じたら、派遣会社への登録がおすすめです。

派遣会社は求人や情報をたくさん持っているので、自分に合った条件の仕事を見つけやすく、効率的に仕事探しを進めることができますよ。

ここでは、荷揚げバイトを探すのにおすすめの派遣会社を3社ご紹介します。

テイケイワークス東京

テイケイワークス東京

引用:テイケイワークス東京

運営会社テイケイワークス東京株式会社
得意な職種軽作業、物流関係

テイケイワークス東京は、荷揚げバイトの求人を多く扱っている派遣会社です。東京都内には多くの建築現場や物流倉庫があり、荷物の運搬や積み下ろしなど、荷揚げ作業のニーズが高まっています。

テイケイワークス東京は、東京都内のさまざまな場所で荷揚げバイトの求人を扱っているので、自分が働きやすい場所で働くことが可能です。

まずはウェブサイトから、登録説明会の予約を取りましょう。説明会で荷揚げのバイトがしたいと伝えれば、あなたに合った仕事を紹介してくれますよ。

バイトル

バイトル

引用:バイトル

運営会社ディップ株式会社
得意な職種多岐に渡る

バイトルは、全国各地でさまざまな業種のバイト求人を扱う求人サイト。CMも放送されているので、名前は知っているという方も多いでしょう。

バイトルでは、荷揚げバイトの求人も多く掲載されています。

検索機能が充実しているので、自分に合った条件の仕事を見つけることが比較的簡単で、スムーズに仕事探しを進めることができるでしょう。

マイナビバイト

マイナビバイト

引用:マイナビバイト

運営会社株式会社マイナビ
得意な職種多岐に渡る

マイナビバイトは全国のバイト求人を扱う求人サイトで、荷揚げバイトの勤務地は、全国的に多数あります。物流倉庫や配送センター、建設現場、スーパーマーケットなどが募集先なので、勤務地は多岐にわたります。

応募から就業までのサポート体制も整っており、初めてのバイト探しをする人にも利用しやすい求人情報サイトとなっています。

荷揚げバイトのよくある質問

新しくバイトを始める際には、さまざまな疑問が発生することもあるでしょう。

最後に、荷揚げバイトのよくある質問とその回答をご紹介します。

女性でも働ける?

荷揚げバイトは体力を使うことが多いため、男性に多く募集される傾向がありますが、女性も応募可能です。しかし、実際は重労働のため女性はほとんどいないのが現状でしょう。

配送センターや建設現場では、20代〜30代の若い世代の男性が中心の職場です。40代、50代以上の人も活躍している場合もありますが、ほぼ男性となっています。

女性が荷揚げバイトに応募するときは、責任をもって仕事をすることができるかどうか、ご自身の体力と相談したほうがいいでしょう。

高校生でも働ける?

荷揚げバイトによっては、高校生の応募も受け付けている場合があります。ただし、就業時間や勤務時間が制限されるため、学業と両立するのは難しいかもしれません。

高校生の場合、勤務時間は法律で決められており、労働基準法に従う必要があるでしょう。具体的には、1日の勤務時間が8時間以内、週の労働時間も28時間以下に制限されています。また学校によっては、アルバイト禁止や届出が必要になることも。校則を守って、学業と両立しやすいバイトをしましょう。

髪型は自由?

荷揚げバイトでは、接客業などの他のアルバイトに比べると、髪型が自由な職場が多いです。自分の個性を出せる髪型で働きたいという人にとっては魅力的なメリットですね。

しかし、荷揚げバイトは肉体労働が主体であり、髪型が作業に邪魔にならないようにすることが必要です。特に建設現場では、髪が目にかかっていると見えにくく、危険を察知することができないという安全面の理由から、髪を手ぬぐいで覆うなど、安全策をとることが必要です。

まとめ

今回は荷揚げバイトについてさまざまな情報をお届けしました。

荷揚げバイトは体力を消耗するため、疲れやすいというデメリットがありますが、短時間で高収入が得られるというメリットが魅力的です。

また、学歴や資格が必要ないため、未経験者でも始めやすい仕事となっています。体力に自信がある場合や、将来の目標があってお金を貯めたいなら、とてもおすすめなバイトです。派遣会社や求人サイトを上手に活用して、自分に合った荷揚げバイトを探しましょう。

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